NHK ハイビジョン特集&ワンダー×ワンダー 「春節大移動」~中国 世界最大の里帰り」 | アジアヴォックスコーディネート番組

NHK ハイビジョン 特集&ワンダー×ワンダー
「春節大移動」~中国 世界最大の里帰り」

私たちAsiaVox中国(北京)がコーディネイトした作品を紹介します。

番組紹介

3000年もの間、受け継がれてきたワンダーな旅があった。旧正月、春節の里帰り。数億の人の群れが、はるか故郷を目指す。列車は超満員。乗車率は300%。涙と笑いとハプニング。民族大移動がはじまった!

故郷へ!驚きでいっぱいの春節ラッシュ

はるか遠く故郷を目指して、広州駅には津波のように人々が押し寄せていました。春節の直前、一斉に里帰りする出稼ぎの人たちです。切符は何日も先まで売れ 切れ、駅前広場に泊り込む客も大勢います。切符を持っているのに何日も前から泊まり込んでいるひともたくさんいます。皆さんが抱える大きな荷物の中身も実 に様々。果たして、この大群衆をホームまでどうやって誘導し、乗車させるのでしょうか。

切符をなくした夫婦の運命は

一本の列車に乗る人数はおよそ3千人。その多くは座席のない「無座」の乗客です。場所取り合戦が繰り広げられる中、乗り切れない乗客と荷物をどうにかしな ければなりません。その解決策とは? 一方駅前広場では大混雑の中で切符をすられ、途方にくれる夫婦がいました。出発の時刻が近づく中、夫婦はボランティアの学生に助けを求めます。さて無事に 故郷への列車に乗ることができるのでしょうか。

超満員の列車で22時間の旅

広州駅発重慶行きの春節列車に同乗します。車内は足の踏み場もなく、客の熱気が充満。身動きも取れない列車の中に、意外なものが次々に登場。まさに ワンダーな光景が繰り広げられます。そして22時間の長旅も夜が明ける頃には、雰囲気が一変。乗客同士の心温まるふれあいがあちこちに・・・。

会見冒頭での挨拶では、岩井取締役(信越放送)が「長野県は旧満州国に、全国一多く開拓団、青少年義勇軍を送り出している。終戦後の混乱の時には、非常に 悲惨な逃避行があり、日本に無事帰れたのは49%です。今回、若い手塚ディレクターがこの企画を取り上げるにあたり、若い人が若い感覚で若い視聴者に伝え ていくことが、意味があるんじゃないかと思い、うれしかった」と述べた。また、田中プロデューサーは「当時少年だった彼らの心情を語る吉岡秀隆さんには、 自分が14歳だったら…という想像をしてもらった。若い世代、特に同じ年代の中高生に「自分だったら…」という視点で見てもらいたい」と、ナレーションを 担当した山根も「あらためて「ことば」の重さを感じました。1人でも多くの方に見ていただきたい」と語った。

試写後、手塚ディレクターからは、「中国取材に行けた事は非常に有意義で、行かなければ分からなかった事もあった。少年達は被害者であり犠牲者だが、日本 の加害性を担わされていたいう事は、やはり無視出来ない所でした。取材が終って、戦後の65年目の今とは何なのかという事を考えたが、痛みだとか、無念さ だとかは、今もずっと続いている。結局、誰にとっても戦争は終ってなかったと強く思いました」と、番組制作を経てのコメントが。

記者からの「なぜこういったテーマを選んだのか?戦争を若い世代に伝えていく苦労は?」との質問には手塚ディレクターが「やはり自分も知らなかったこと、 歴史教科書にも載っていない、そういう戦争の歴史がまだまだあるんだろうと思いました。戦争について語るというのは、大きなテーマのひとつだと思います し、地域の戦争の歴史っていうものは、これからも伝え続けていきたい。「今さら」とか「またか」と言われても、何か新しい視点をもって伝え続けることが大 切だと思います」と答えた。

歴史の教科書には載っていない、戦争の歴史。今回、その一片が明らかにされる。放送は、2月、民教協加盟の各テレビ局にて放送。

第24回民教協スペシャル「少年たちは戦場へ送られた」

65年前“満州”に送られた15歳の少年たち―、そこには過酷な運命が待っていた。老齢となったかつての少年たちが、初めて語る“知られざる”戦争の真 実。

満蒙開拓青少年義勇軍―。「満州へ行けば地主になれる」という言葉を信じ、貧しい農家の子供たちは希望に燃えて海を渡る。しかし、彼らを待っていたのは、 ソ連軍侵攻にはじまる苦難の逃避行と過酷な収容所生活…多くの仲間が命を落とした。生還した少年たちも現在は80歳。最後の慰霊にと、2009年夏、中 国・旧満州を訪れた。このたびで、かれたは当時の惨劇・壮絶な体験を、初めて明らかにした。戦禍を生き抜いた少年たちが語る戦場の記録から、「戦争とは何 か」「平和とは何か」をあらためて問いかける。

アジアヴォックスの紹介

私達、アジアヴォックス番組制部では、中国を始めとして、台湾・香港・韓国・インド・スリランカ・ネパール・バングラデシュ・フィリピン・ベトナム・タイ・モンゴル・アイルランドなどアジアを中心に「民の声は神の声」を原点に!ドキュメンタリー番組の企画・制作・リサーチ・コーディネートを行っています。スリランカではメディアスクール・インドでは劇映画の輸入・バングラデシュではテレビドラマの制作を行っています。その他、中古車や日本食材の輸出・国内外の不動産業を行っています。

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