テレビ東京 ガイアの夜明け 新春特別企画
「ゴールドラッシュの真相を追う!」
私たちAsiaVox中国(北京)がコーディネイトした作品を紹介します。
番組紹介
昨年9月6日、ニューヨーク先物市場で金相場が1トロイオンス(約31グラム)=1923ドル を付け、史上最高値を記録した。しかし、わずか3週間後には1535ドルまで急落。ユーロ危機の行方をにらみながら、金の価格は揺れ動いている。「歴史的 な大相場が続く」という”金”はバブルなのか?それとも、再び高騰していくのか?12月、東京・御徒町で開かれた関係者限定の「オークション」に初めてカ メラが入った。そこでは、ニッポンの金を奪いあうように中国人とインド人の商人が大量に金を買い付けていた。世界的に著名な投資家のジム・ロジャーズ氏 も、日本を訪れて数千万円もの金製品を目の前で買い付けていった。世界の金取引の現場で何が起きているのか。金の消費量が急増している中国は、「金を大量 に保有していく」ことを国家戦略として推進しているといわれる。その結果、現場で何が起きたのか?一方、世界一の金の輸入国であるインドの旺盛な金需要の 秘密をルポ。インドネシアのリゾート島は、違法なゴールドラッシュに沸いていた。そして、「金の時代が来る」と先読みして、アメリカの金鉱山を買収した日 本人社長のその後とは?さらに、金相場をマネーゲームのように動かすヘッジファンドを追った。世界6カ国を同時取材し、ゴールドラッシュの真相に迫る。
密着!カリスマ投資家・・・ジム・ロジャーズが金を大量購入した秘密
カリスマ投資家、ジム・ロジャーズ氏の日本でのプライベート行動に密着した。ある日、1枚の金貨を記念に購入しようと銀座の貴金属店を訪れた。すると、眼の色が変わり、その場で1体1000万円もする”金の仏像”や”金のグラス”など合計で数千万円もの金製品を即断で購入してしまった。後日、シンガポールの自宅を訪問すると・・・その大量購入の真相が明らかになった。果たしてその理由とは?
日本から・・・”金”が移動している!
東京・上野の問屋街。不定期に開かれる関係者のみが参加する”オークション”に初めてカメラが入った。セリの中心は、インド人と中国人のバイヤー。日本 の”金”と”宝石”を奪い合うように買っていく。オークションを仕切るのはインド人のアヌプ・アガルワルさん(42歳)。以前はインドの金や宝石を日本に 持ち込み販売していた。しかし、金価格の高騰を受けて数年前からは、日本の一般の人たちが業者に売った金をまとめて買い取り、それをインドと中国に輸出し ている。「日本から海外へ、金の流出は増え続けている」という・・・。
金の消費量・・・世界一のインドとは?
インドは金の消費量が世界一。世界で生産される金の30%を消費する。婚礼の際に嫁ぐ娘に金を持たせる習慣が今もあり、世間の父親たちは娘が生まれると結婚式のために貯金を始めるという。独特の慣習と経済成長が世界一という消費を支えている。
急伸する・・・中国の”金バブル”
金の消費量が急増している中国。上海で開かれた金投資のセミナーには参加者が殺到。最低価格450万円からという高額の金投資ファンドの契約書にその場で 署名していく。不動産バブルが弾けつつある中国では、それに代わって金への投資熱が高まっているという。中国は金を保有していくことを国家の戦略として掲 げるようになったといわれ、銀行の窓口で金を販売することも認めた。その結果、何が起きたのか・・・
リゾート島の裏側で・・・
アジアの”あるリゾート島”の裏側で、ゴールドラッシュが起きている。周辺地域から人々が集まり深夜まで金の採掘を続けている。おかげで「立派な家を建てることができた」という住民もいる。しかし、誰も正規の採掘権を持っていないという・・・その現場をルポ。
アジアヴォックスの紹介
私達、アジアヴォックス番組制部では、中国を始めとして、台湾・香港・韓国・インド・スリランカ・ネパール・バングラデシュ・フィリピン・ベトナム・タイ・モンゴル・アイルランドなどアジアを中心に「民の声は神の声」を原点に!ドキュメンタリー番組の企画・制作・リサーチ・コーディネートを行っています。スリランカではメディアスクール・インドでは劇映画の輸入・バングラデシュではテレビドラマの制作を行っています。その他、中古車や日本食材の輸出・国内外の不動産業を行っています。
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