あなたがいてこそ
アジアヴォックス インドでは、インド関連のTV番組の企画立案・リサーチ・コーディネーション業務・リモートによる取材代行を行っております。ヒンディー語の翻訳・通訳もお任せください。経験豊富なコーディネーターが、最上級のコーディネートをお約束いたします。
番組紹介


『あなたがいてこそ』(原題:Maryada Ramanna)は、2010年に公開されたインドのテルグ語アクション・コメディ映画。S・S・ラージャマウリが監督を務め、スニールとサローニ・アスワーニーが主演を務めた。1923年公開の『荒武者キートン』を原作としている。タミル語映画(『Vallavanukku Pullum Aayudham』)、マラヤーラム語映画(『IvanMaryadaraman』)、ベンガル語映画(『Faande Poriya Boga Kaande Re』)、カンナダ語映画(『Maryade Ramanna』)、ヒンディー語映画(『ターバン魂(英語版)』)でリメイクされている。アメリカ合衆国では公開初週に15万ドルの興行収入を記録した。インドでは公開7日間で1億580万ルピーの興行収入を記録しており、最終的な興行収入は3億ルピーを記録し、2010年のテルグ語映画年間興行収入ランキング第4位となった。S・S・ラージャマウリは、2015年に全2部作の前編となる叙事詩的映画『バーフバリ 伝説誕生』を製作し、同作はインド映画の歴代国際興行記録第2位となった。
提供:アジアヴォックス(担当:堀池尚哉) アジア映画社 マグザム 配給:太秦
アジアヴォックスの紹介
私達、アジアヴォックス番組制部では、中国を始めとして、台湾・香港・韓国・インド・スリランカ・ネパール・バングラデシュ・フィリピン・ベトナム・タイ・モンゴル・アイルランドなどアジアを中心に「民の声は神の声」を原点に!ドキュメンタリー番組の企画・制作・リサーチ・コーディネートを行っています。スリランカではメディアスクール・インドでは劇映画の輸入・バングラデシュではテレビドラマの制作を行っています。その他、中古車や日本食材の輸出・国内外の不動産業を行っています。
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海外事業所

今回の配達先はフィリピンのパラワン島。“フィリピン最後の秘境”と呼ばれ、アメリカの旅行雑誌で「世界で最も美しい島」にも選ばれた地でダイビングショップのオーナーとして奮闘する大塚義之さん(58)へ、東京に住む父・健之介さん(93)の思いを届ける。
島の中心地・エルニドにある義之さんのダイビングショップ「El-Dive(エルダイブ)」は、町で唯一日本語が話せるインストラクターがいる店。日本人2人、フィリピン人9人のスタッフを抱えている。ツアー客には世界一のリゾートの魅力を存分に味わってもらうため、パラワンの海を知り尽くす義之さんがダイビングスポットへ案内。周辺の小さな島々を巡りながら、800種類を超える魚が生息する海や、サンゴの群生地など自然が織りなす地形を楽しめるポイントをガイドする。さらにダイビング以外の部分でも楽しんでもらえるように、ランチは船上でスタッフが調理してもてなす。作業中もスタッフと密にコミュニケーションを取る義之さん。フィリピン人スタッフはサービス精神旺盛で明るく朗らかな反面、時間や約束にルーズな面もあり、そんな彼らを育てることもオーナーとしての大切な仕事のひとつだという。夕方、ツアーが終わるとすぐにデスクワークに取り掛かり、休む間もなく1日を終える。
元々日本でダイビングのインストラクターをしていた義之さん。しかし、景気の後退とともに徐々に仕事が減っていったことで限界を感じ、40歳を前に海外へ出ることを決意。タクシー運転手をして資金を貯め、フィリピンに移住できたのは47歳の時だった。その6年後、53歳の時にようやく独立。終の棲家として選んだパラワン島で、小さいながらもすべてを揃えた自分の店を持つことができた。しかし、新しい一歩を踏み出しこれからという昨年11月、突然立ち退きを言い渡され、全財産をつぎ込んだ店を失ってしまう。それでもスタッフを守るため懸命に働こうとしていていた最中、母・みさをさんが他界。生き物が好きで海外志向なのは母譲りと自認する義之さんが、大きな影響を受けた母の最期に立ち会うことはできなかった。
絶望の淵に立ち、死ぬことも考えた義之さんを助けてくれたのは、日本の家族。母が残してくれた遺産により、仕事を続けていくことができたのだった。だから、スタッフの生活を救ったのも自分ではなく母だと打ち明ける。そんな息子の様子や心境を知った父の健之介さんは「運命とでもいうか…」と目頭を押さえ、最後まで義之さんのことを心配していたみさをさんの気持ちを思い遣る。
フィリピンに渡って10年。義之さんは、何とかもう一度店を立て直そうと様々な人の助けも借りてがむしゃらに働く。この先もパラワン島で生きていくため、再起をかけ前に進む息子へ父からの届け物が。もう一緒に暮らすことはないかもしれないと感じている父が込めた想いとは。











